終戦

 

堪へ難きを堪へ、 忍ひ難きを忍ひ、 以て万世の為に太平を開かんと欲す
( たえがたきをたえ しのびがたきをしのび もってばんせいのためにたいへいをひらかんとほっす)

昭和20年の今日、この玉音放送は流され終戦を迎えました。

しかしこの玉音放送によって終戦を迎える直前、あるいは直後も戦っていた兵もいました。

零式艦上戦闘機(ゼロ戦)による特別攻撃隊、いわゆる 「特攻」 です。

終戦間際において大日本帝国軍は、もはや連合国軍に応戦する手立ては無く
爆弾を搭載した軍用機や、爆薬を載せた高速艇等の各種兵器が、敵艦船等の目標に乗組員ごと体当たりする戦法
「特攻」で応戦するのみでした。

敵艦へ突入 イコール 「 死 」
これによりたくさんの若い命が散っていきました。
祖国の家族、親、兄弟を守る為
また国家の存続、国の為、敵艦への命中が職責でありました。

「靖国で会おう」
そう言い合い若者達は戦闘機に乗り込み命果てました。
しかし想像するに
飛び立った若者達は敵艦目掛けるさなか
手は振るえ、涙し、尋常ならぬ思いで操縦桿を握っていたに違いないはず。

そんな時代を生き
そして果てていった人間達がいた事を忘れてはならない。

koji

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